ヴァーチャルテクニカルツアーへようこそ!

オンライン開催のため,現地テクニカルツアーは中止となりましたが,ここでは,新しい試みとして当初予定の見学先の内,「JR東日本 仙石線 松島海岸駅の設備 および 松島の散策」を VRテクニカルツアーとして疑似体験いただきます。また,ここで使用されている 3D 測定とイメージング技術も解説しています。


【視聴環境について】
■ ここに掲載されている動画はファイル容量が大きいため,ネット環境やご使用のPC,あるいはブラウザによっては,スムーズにご覧になれない場合があります。あらかじめご了承下さい。

VRテクニカルツアー

本ヴァーチャルテクニカルツアーの企画・実施にあたり,東日本旅客鉄道株式会社 ならびに 宮城県松島町のご協力をいただきました。

ツアー名称
最新技術を駆使した3Dスキャナと360度カメラを活用したJR東日本 仙石線 松島海岸駅と松島のヴァーチャルツアー
開催日程
令和2年 9月4日 (金)~ 9月11日 (金)
ツアー概要
仙台駅から日本三景のひとつである松島までの風景を 4K カメラ,360 度カメラ,最新技術である 3D スキャナを活用し,JR東日本 仙石線 松島海岸駅および松島の風景を表現することを通じて,実際に松島に足を踏み入れた気分を味わっていただきたく考案いたしました。動画を見て興味を持たれましたら,是非とも,松島を訪れていただければと思います。
 

 ※ 動画は mp4 形式で,5分3秒あります。

■ 動画の視聴方法(下記の3種類を選べます)
 ① 上記の動画画面の 再生ボタン をクリックして下さい。
 ② 全画面での視聴 こちら をクリックして下さい。
 ③ YouTube からの視聴 こちら をクリックして下さい。

■ ツアーの説明
ツアーは仙台駅の新幹線中央乗り換え口からスタートし,松島の瑞巌寺 五大堂までを動画にしました。
撮影に使用している機器および風景動画時間は以下となります。
 ① 360 度カメラによる仙台駅新幹線中央乗り換え口から仙石線ホームまでの風景(00:00~00:53)
 ② 4K カメラによる仙石線の列車先頭からの風景(00:53~02:06)
 ③ 3D スキャナによる松島海岸駅の点群データ画像(02:06~02:45)
 ④ 360 度カメラによる松島の海岸風景,瑞巌寺五大堂までの風景(02:45~04:33)
 ⑤ 3D スキャナによる瑞巌寺 五大堂の点群データ画像(04:33~05:03)


【 抜粋動画 】
■ 3D スキャナによる松島海岸駅の点群データ画像(02:06~02:45)


 全画面での視聴 こちら をクリックして下さい。


【 抜粋動画 】
■ 3D スキャナによる瑞巌寺 五大堂の点群データ画像(04:33~05:03)


 全画面での視聴 こちら をクリックして下さい。



【 使用されている 3D 点群測定とイメージング技術の解説 】
 
 東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所での 3D スキャナの活用例
( JR東日本 東北工事事務所 HP:https://www.jreast.co.jp/tohokusho/

 東北工事事務所は,JR東日本の「総合エンジニアリング部門」として 鉄道事業,生活サービス事業に関する施設の新設や改良などを担当しています。設計や工事を行う上で測量を行いますが,線路内での作業となりますので,電車の走行しない時間帯に測量を行う必要性があります。そこで,3Dスキャナで測量することにより,点群データを取得することができ,一度の測量で検討に必要なデータを取得できるため,測量の効率化を目的として検証を行っております。
 3Dスキャナには,様々な測定装置がありますが,今回使用した据置型の基本仕様を参考に示します。また,3D スキャナを用いた測量の導入に向けた検証を行っていますので,詳細は参考文献をご確認下さい。

<参考文献>
東日本旅客鉄道株式会社 佐竹涼汰,塩谷厚志:「3Dスキャナを用いた測量に関する検討」,2020年度 電気関係学会
東北支部連合大会,A04, 2020年8月
(2020年度 電気関係学会 東北支部連合大会HP http://www.ecei.tohoku.ac.jp/tsjc/


3D 計測器およびスキャナの概要

              対 象     3D スキャナ計測略図

   図1 3D スキャナの仕様

   図2 3D スキャナで撮影した点群データ-東北新幹線設備の例

3D スキャナを用いた点群の測量のご紹介
 測量については,不可視光のレーザーにて,設備に触れなくても測定が可能なため,列車が走行する時間帯においても,線路外からの測量が可能となります。また,点群の一つひとつが x, y, z の空間座標や緯度・経度・標高を持つことが可能であること,また連続した点の集合体であるため,面での測量が可能であることから,計画変更時や測量忘れの手戻りを削減することも可能です。
 昼間などの明るい環境であれば,カラー撮影を行うことで,よりリアルに現場の状況を把握することが可能となり,測量だけでなく,施工方法の検討やリスク管理にも非常に重宝します。ただし,いくつかデメリットもあります。レーザーが反射しない物体,例えばガラスや反射してもレーザーが戻ってこない物体,対象物の裏側というのは測量ができません。また,雨天や霧などの天候に左右される場合もあります。
 物体の裏側の撮影については,写真の測量結果のように,複数の撮影ポイントから測量結果を合成することで確認することが可能です。